アジングとは
まずバチとは、イソメやゴカイ類などの総称のこと。普段砂の中でいるイソメやゴカイ類が産卵をするために水面を漂うことをバチ抜けと呼びます。その水面に現れたバチを捕食するシーバスをルアーで狙う釣りがバチ抜けパターンです。バチ抜けパターンでは比較的簡単にシーバスを釣り上げられますが、より釣果を伸ばそうと思うとさまざまな工夫が必要になります。その奥深さが魅力で、多くのシーバスアングラーが魅了されています。

バチ抜けパターンを狙える時期は?
地域によって異なりますが、バチ抜けはおおよそ1〜5月ごろに起こるとされています。その時期のなかでも釣り場によってバチ抜けが起こりやすい時期が変わってきます。
シーズン序盤の1〜3月は、河川でバチ抜けが起こりやすい時期です。この時期は数釣りこそできないものの、大型が釣れることがあり、ときには80センチを超えるランカーサイズもあります。特にシーズン初回のバチ抜けではシーバスの反応が良く、数釣りできる場合も多いです。
一方、シーズン中盤から終盤の3〜5月は港湾部でバチ抜けが起こりやすくなります。港湾部でのバチ抜けパターンでは、サイズこそ狙えないものの、数釣りができることが魅力的。初心者でも数釣りができることも多いので、初めてバチ抜けでシーバスを狙う人には特におすすめの時期です。

バチ抜けが起こりやすい条件
バチ抜けが起こりやすい条件は、大潮及び中潮で、夕方ごろに満潮を迎え、潮位が下がるときです。バチ抜けはこの下げ潮のときに起こるので、潮見表で確認し、釣行計画を立てましょう。
また大潮でも潮が大きく動く2〜3日目以降、中潮を狙うなら大潮のあとがおすすめです。大潮の前の中潮でも釣れなくはないですが、より多くの釣果を望なら大潮後の中潮に狙いを定めましょう。
天候としては風がなく、強い雨が降っていない時がおすすめ、特に風が強い日はバチが水面を漂わないことが多いので、なかなかシーバスが釣れなくなります。
バチ抜けルアーおすすめ10選!
①アルデンテ 95S
メーカー名:アイマ
商品名:アルデンテ 95S

アルデンテ95Sはバチ抜けでは定番のルアーです。レンジキープ力と飛距離に優れた特徴があり、バチ抜け攻略には必須のルアーになります。
②マニック 95
メーカー名:デュオ
商品名:マニック 95

アルデンテ95Sに並んで、バチ抜けシーバスで定番なのがこのマニック95です。微弱な振動で、ナチュラルにシーバスにアピールできます。
③エリア10
メーカー名:ガイヤ
商品名:エリア10

シーバスアングラーの間でエリテンと呼ばれ、人気が高いミノーです。激しく動かず、引き波を立てられるので、水面を狙うときに使用しましょう。
④ノガレ 120F
メーカー名:ピックアップ
商品名:ノガレ 120F

弱い引き波を立てて、ナチュラルにアピールするペンシルベイトです。特に風がなく、べた凪のときに効果があるので、試してみてください。
⑤フィール100SG
メーカー名:パズデザイン
商品名:フィール100SG

細身のシンキングペンシルで、バチ抜けでの実績が高いおすすめのルアーです。水面直下を引けるので、水面付近にバチがいるときに使用してみてください。
⑥にょろにょろ 105
メーカー名:ジャクソン
商品名:にょろにょろ 105

長年バチ抜けシーバスで定番となっているおすすめのシンキングペンシルです。バチ抜けに最適なカラーが多く、選びやすい点も魅力といえます。
⑦ワンダー 80
メーカー名:ラッキークラフト
商品名:ワンダー 80

バチ抜けだけでなく、さまざまなパターンで使用できる便利なシンキングペンシルです。操作も簡単なので、シーバス釣り初心者にもおすすめします。
⑧スライ 95F
メーカー名:ダイワ
商品名:スライ 95F

細身なフローティングミノーながら、重心移動システム採用で遠投できるルアーです。バチが漂う水面直下を安定してキープするので、まさにバチ抜けに最適といえます。
⑨プレックス
メーカー名:ロンジン
商品名:プレックス

ジョイントタイプのシンキングミノーで艶かしく泳ぎ、シーバスにアピールします。ジョイントタイプながら飛距離が出るので、広範囲を探りたいときにも最適です。
➉パンチライン スリム
メーカー名:アピア
商品名:パンチライン スリム

大人気ルアーのパンチラインがスリム形状になったおすすめのルアーです。振り幅が小さいロールアクションで、活性が低いシーバスもヒットされられます。
まとめ
今回はバチ抜けシーバスにおすすめのルアーを紹介しました。バチ抜けパターンは数釣りをしやすい魅力が高い釣りです。ぜひこの機会にバチ抜け用ルアーを揃えて、シーバスの数釣りに挑戦してみてください。